東北大震災よりすでに5年が経過してしまいました。
マスコミでも5年という節目でもあるためか、多くの報道番組が特集として組まれています。
復興を高らかにうたう番組もありますが、現実を鋭く見つめる番組もあります。そこに家があるのに帰ることを禁じられている人たち.....まだまだ復興とは程遠い現実がたくさんあります。
5年前から地区センターとしてできることはなんなのかと問いかけながら、被災地へのカイロ送付や、被災地の物産を販売すること、被災地の現実を共有すべく映画会などを開催してまいりました。
5年を経過してもなお、現実の厳しさはかわりませんが、今回は報道も充実していることもあり、現実認識のお手伝いではなく、生活者として、地球に暮らす一員として、希望を一緒に見つけたいと思いました。
北海道で農業を営む若者たちの記録映画「大地の花咲き」の上映です。とても地味な映画ですが農薬も肥料も使わず、雑草も抜かず、野菜を育てています。
すべての命と共存してゆく農業のあり方、私たちが毎日食べることの原点「いのちをいただくこと」への感謝、あらゆる命に感謝しながらの野菜作り..... 是非みていただきたいと思います。
お知らせ
東北大震災発生より5年が経過しました
2016-3-11